毎年お正月にはママの実家のある大阪に帰省しているのですが、そのすぐそばの和歌山県にだけはパパはまだ行ったことがありませんでした。
今年は年末年始のお休みがたっぷりもらえたので、パパの悲願の４７都道府県完全制覇を達成すべく、帰省と和歌山旅行をセットにしてしまうことにしました。
今回のお供は、一番長いこと旅行してなかったスッチーちゃんです。ローソンのキャンペーンのおはしをゲットしてから、いつものように小田原経由で新幹線に乗りました。
そういえば、小田原駅のホームで後ろに並んでたおねえさんのスーツケースがミッフィーちゃんだったので、なんだか嬉しくなっちゃいました。
大阪ではお墓参りをしたり、テレビを見たりパズルをやったり、豪華なおせち料理を頂いたり。ママは一人娘なので、おじいちゃんたちはいつも奮発してくれます。
明けて１月２日、南海電車からＪＲ阪和線を乗り継いで、特急くろしお７号に乗って白浜駅に着きました。駅からバスに乗って、「アドベンチャーワールド」へ。
これでパパは念願の４７都道府県制覇を達成したことになります。やった〜〜〜！＼（・x・）／
ここはものすごく簡単に言えば、遊園地と動物園と水族館が一緒になったようなところで、お正月休みということで家族連れで大変なにぎわいでした。
一番のお目当てはジャイアントパンダたち。ガラスケースの飼育室じゃなくて太陽の下で普通に遊んでいるところを間近で見ることができます。
パンダのほかにも、ミーアキャットとかペリカンとかヤギとかカワウソとか、そしてかわいいウサギさんたちも、すぐそばで見たり触れ合ったりできるんですよ。
前に伊豆で見たカピバラみたいにでっかいネズミの「マーラ」とか、あとパパが子供の頃に読んでいたマンガ「がきデカ」に出てきた「キョン」ってのも初めて見ました。
フラミンゴの前で記念写真を撮ってもらってから、またウサギさんと遊んできました。
動物たちと触れ合ったあとはイルカショーも見てきました。ものすごいお客さんで、遠く離れたところからしか見れなかったのがちょっと残念！
終わったあとはアメリカンドッグとコーヒーでひとやすみ。
アドベンチャーワールドでたくさん遊んだあとは、バスで「活魚鍋料理と民宿 風車」にやってきました。今日はここでお泊りです。
１階が鍋料理の店で、２階から上はリゾートマンションになっていて泊まれるようになっているんですが、その鍋料理というのが
「ふぐより旨い」とされている「クエ」という大きな魚を使ったもので、そのクエ料理の店としてすごく有名なところです。
店内には竹下元首相とか「まいうー」の石塚さんの写真とかが飾ってありました。
先にお部屋に入ると、もう布団が敷いてあったもんで、疲れたスッチーちゃんはさっさと寝ちゃいました(笑)。まだだよー！これからごはんだよ！
お酒の飲めないパパをほっといて、ママとスッチーちゃんは地ビールの「ナギサビール」で乾杯！ そしてクエの料理がたくさん出てきました。
最初はお刺身。マグロのトロと甘エビとイカの後ろにある白身のがクエで、ちょっとわかりにくいですがけっこうたくさん盛り付けてありました。
ほかにもクエの肝とか塩焼き（適度に弾力があってメチャウマ！）、クエの胃袋のバター焼き（こりこりして最高でした）、アラ炊き、
そして唐揚げ。本当にフグの唐揚げよりもずっと美味しかったですよ！
次から次へと出てくるので、スッチーちゃんは目移りしちゃいました。
メインはなんといってもお鍋です。ご主人が「大阪はフグやけど、和歌山はやっぱりクエやねえ」とおっしゃるクエ鍋は、たいていのお店は養殖ものを使っているので、 ここのような天然物はなかなか食べられないそうです（お正月なので奮発しちゃいました）。
お鍋の時点でパパとママはもう満腹しちゃってましたが、まだまだ(笑)。そこからさらにクエの釜飯と、お鍋のダシから作った雑炊と、
最後に和歌山らしく青梅のシロップ漬けのデザートが出てきました。
雑炊とデザートの写真を撮るのを忘れちゃった代わりに、釜飯の写真を大きく載せておきます。とにかくこれが最高に美味しかったので！
でもこれだけだと単なるごはん茶碗にしか見えませんね(^_^;)ゞ。
（２日目に続く…）
