パパは「４７都道府県全てを１度は回ってみたい」という野望を持っています（前回と同じ書き出し(笑)）。そして最大の難関は、やっぱり一番遠くて交通費のかかる沖縄でした。それが、いつもお世話になっている全日空のマイレージが３万マイルに達したため、
パパとママの２人が交通費なしで国内のどっかに旅行に行けることになったんです。国内どこの空港でもいいというなら、こりゃあ沖縄に行くしかないですよね(笑)。
今年はパパは忙しくて夏休みが取れなかったんですが、どうにか１０月になって２日間（金、月）の休みをいただき、ミッフィーちゃんたちをみんな連れて３泊４日の旅行を計画して行ってきました。メラニーちゃんの新しい方（→「新メラちゃん」って呼んでます）は
もちろん今回が初めてのお出かけです。
沖縄に近づいてきた頃、たまたま左側の窓際の席だったパパは、不思議な物が目に入ってきました。実は台風２０号が発生したばかりで飛行機が飛ぶかどうかも心配だったんですが、私たちが沖縄に行って帰ってくるまで、ずっと沖縄からかなり東に離れた方で
うろうろしててくれたんですね。その台風なんじゃないかなー…と思える、やたらと平らで広いのっぺりした雲が、遠くの方に広がっているのが見えました。
その雲も通り過ぎて飛行機が高度を下げていくと…おおー！ ついに憧れのエメラルドグリーンの海が見えてきましたよー！
那覇空港に降り立ち（さすがに暑かった！ １０月中旬でも３０℃ですもんね）、そしてさっそく沖縄唯一の鉄道である「ゆいレール」というモノレールに乗りました。ちなみに、「那覇空港駅」は、日本の鉄道の「最西端の駅」ということになるそうです。
モノレールの「旭橋」駅で降りてバスに乗り、向かった先は「松風苑」というお店。回遊式の庭園も楽しめる料亭です。那覇に着いたのが２時過ぎで、お店に着いたのが３時だったので、ずいぶん遅い昼食になってしまい、みんなお腹がペコペコです。
ここでは「ウマチー弁当」というのを頂きました。中に入っていたのは、話に聞いただけの、あるいは聞いたこともない(^_^;)沖縄の名物料理ばかり。せっかくなので一つずつ書いてみますね。
ご飯は「フーチバージューシー」と呼ばれる、ヨモギ（フーチバー）を入れた炊き込みご飯（ジューシー）でした。沖縄では、たとえばコンビニのおにぎりとかでも「ジューシーおにぎり」って書いてあったりして、「炊き込みご飯」ってわかってないと
「ジューシーなご飯って何の具が入ってるのかな？」って勘違いしちゃいます(笑)。
おつゆは「ゆし豆腐」と呼ばれる、固まる前のゆるゆるの豆腐を使った、とても美味しいものでした。
そしておかずは、天ぷら（ゴーヤとか紅いもなど）、ゴーヤの和え物、スヌイ（もずく）、ミーバイ（ハタの一種）のウニ焼き、ラフテー（豚の皮付きバラ肉の泡盛煮込み）、ジーマーミ豆腐（すりおろしたピーナツを固めたもの）と多種多彩！
あと、これはパパもママも初めてだったんですが、「豆腐よう」が意外な美味しさでびっくりでした。
沖縄独特の固い「島豆腐」を米麹、紅麹、泡盛によって発酵させた食品、ということまでは知っていたので、もしかしたらヨーロッパのチーズみたいにものすごい匂いだったりするんじゃないかな…とちょっと敬遠していたのですが、思い切って口にしてみたら
泡盛の香りが素晴らしく、そして舌触りはチーズみたいで最高でした。
「海ぶどう」は羽田空港の売店の試食コーナーで先につまんでいたのですが(笑)、やっぱり美味しかったです。正式な和名を「クビレヅタ」という海藻の一種で、プチプチした食感がキャビアみたいで、
だんだん有名になってきてますね。
さて、数あるお店の中から、わざわざ那覇市内を離れて南風原町（はえばるちょう）の店を選んだ理由はただ一つ。パパはウルトラマンや仮面ライダーのマニアなんですが(^_^;)ゞ、そのウルトラマンやウルトラＱのメインライターだった金城哲夫さんの生家が
ここなんです。そして敷地内には「金城哲夫資料館」が併設されていて、そこを見学したい！って言い出すだろうと予想したママが、最初の訪問地にしてくれたんですね。
ということで、食事を済ませた後は、さっそく資料館に案内していただきました。
館内には、貴重な写真や、金城さんが実際に使っていた書斎の机、そして当時のシナリオの現物などが展示されており、マニアのパパは興奮してました。
女将さんが気さくな方で、写真撮影も快諾してくださり、しかもパパとママのツーショットまで撮ってくれました。
バスで那覇市内（旭橋駅）に戻って、そのままモノレールに乗って終点の首里駅へ。そこから１５分ほど歩いて、有名な首里城公園に着きました。守礼門で記念撮影したあと、ちょっと坂道や階段を登ったら、もうパパはヘトヘトです(^_^;)ゞ。首里城は有料なのと、 もう夕方遅くなって閉園時刻が迫っていたこともあって、そのまま駅まで戻ってきちゃいました。
そしてまたモノレールで旭橋駅へ。この日は那覇市内のビジネスホテル「東横イン」で一泊です。スッチーちゃんとかんごふさんは制服を脱いで、ママが作ってくれた涼しい衣装に着替えちゃいました。
初日の夕食は、「国際通り」にある創業４０年の老舗「ステーキハウス８８」へ。お供は新メラちゃんです。パパが注文したグァバジュースをもらったあと、運ばれてきたステーキは…４００ｇもあるＴボーンステーキ！
骨をはさんでヒレとサーロインがいっぺんに楽しめる豪華なステーキで、日本ではあまりこういうカットの仕方をしないので滅多に食べられないものです。ママが食べたのはテンダーロインステーキと、シークヮサーのフローズンカクテル。
パパと新メラちゃんは、思い切りでっかいお肉を食べられて大満足でした。
（２日目）に続く。。。。。
