今までパパの会社は「夏休み」という特別なものはなく、各自が自分の有給休暇を使って適当に休むことになっていたのですが、今年から「夏季特別休暇」制度が始まりました。
7月から9月までの3ヶ月の間の好きなタイミングで、3日間の連続休暇を有休とは別にくれることになったのです。
7月25日の金曜に用事があったパパは、ついでに翌週の月曜火曜までを夏休みにすることに決めて、日曜と月曜はまた近場旅行（最近は「ことりっぷ」とか言うらしいですね）を楽しむことにしました。
今回のお供はふわきちゃんとふわかちゃん。前回の熱海からさらにJR伊東線と伊豆急を使って、伊豆半島の最南端・下田まで脚を伸ばしました。
伊豆まで来て、普通の外食をする気にはならないので、熱海旅行と同じく最初は海鮮丼を頂くことにしました。
金目鯛の存在感が、伊豆ならではです。
駅から目と鼻の先にあるロープウェイに乗って、寝姿山（ねすがたやま）に登ってみました。 女性があおむけに横たわっている姿（鼻とか胸とかに見立てるらしい）に似ているということでしたが、よくわかんなかったな(^_^;)。
山に到着してからは、ちょっとしたピクニック気分で散策してました。ニシキゴイとか、あとカブトムシを大量に買っている金網小屋みたいなのもありましたよ。
日本の写真の開祖と言われる下岡蓮杖の記念館もありました。
こちらは、香川県にも似たようなのがありましたが、石を投げて決まった所に通せば願いが叶うとかのアレです。さすがに1回2回では全然ダメでした。
ペリーの黒船を見張った跡地や、大砲なんかも展示されていました。ミッフィーちゃんたちが恐る恐る中を覗いてみると…ペットボトルが捨ててありました。誰じゃーー！ヽ(`Д´)ﾉ
駅前に下りてきた後、ホテルのチェックインまではまだだいぶあるので、街並みを散歩してました。「下田開国博物館」とか「ペリーロード」とか…このローソンは、黒船にちなんでいるのか 黒っぽい塗装がされていました。そういえば鹿児島では茶色のローソンがあったっけ。
約束していた時間が来たので駅前に戻り、送迎バスに乗って「南伊豆・弓ヶ浜温泉 季一遊（ときいちゆう）」という宿に向かいました。
まずは温泉に入って、ふわきちゃんとふわかちゃんはママが買ってきたコーヒー牛乳をごくごく。
さて、お楽しみの夕食です。まず最初に、お刺身にする魚を選ばせてくれるというので、ママは伊豆名物の金目鯛、パパはカンパチを指定しました。
前菜からどんどん美味しそうな料理が運ばれてきます。海の色の食前酒、焼きナスのネギ生姜ジュレ、イワシの甘露煮こぶし和え、鴨ロースオレンジ、サザエ風（ってことはサザエじゃないのか？）と胡瓜の中華和え。
これはまたぜいたくな、アワビの踊り焼き（ちょっとかわいそうな気もしますね）、そして豪華なお造り盛り合わせ！
さっき指定した魚プラス、伊勢海老、サザエ、イカの塩辛、マグロ、他にもいくつかあったような。そしてワサビは正真正銘、伊豆特産の本山葵です。
名物の金目鯛は、ママが頼んだお刺身以外にも料理が選択できて、今度はママは唐揚、パパは煮付にしました。金目鯛は小骨が少ないので身離れがよく、大きな肉の固まりを頬ばって幸せになりました。
海鮮トマトスープ、夏野菜ゼリー、ちりめん山椒ごはんと澄まし汁、お漬物。デザートは抹茶ムースと白玉蜜漬け、大納言ゼリー。すっかり満腹しました。
ぐっすり寝て、朝食はバイキング。こういう時はパンを選ぶことが多いママはもちろんパンにしたのですが、いつの間にかご飯も食べてました(笑)。
パパは相変わらずお肉ばっかし。朝からこんなもの食べて大丈夫なのかな。
チェックアウトして下田港に向かい、クルーズ船に乗ることにしました。船を係留する「ボラード」に足を乗せるふわかちゃん。石原裕次郎とか昔の俳優さんみたいでしょ。
「道の駅」でお土産を購入。お昼ごはんは高級回転寿司にしました。メダイとか地金目とかアオダイとか、地元ならではのネタがいっぱい！
でもさすがに一皿一皿のお値段が結構するので、調子に乗って食べてるとすごいことになりそうです(笑)。朝食バイキングで満腹していたので、パパもママも5皿くらいで引き揚げました。
店内には伊豆出身の研ナオコさんを始め、芸能人のサインがいっぱい！ しかもたまたまですが、翌日テレビを見ていたら、乗ったばかりのロープウェイや、まさにここの回転寿司を紹介していたのです。
有名なお店だったみたいですね。
下田駅までのんびり歩いていると、「稲生沢川」にかかっている橋に女性の裸像がありました。超セクシー！
おみやげは小ナスの山葵漬けや味噌汁用の焼き海苔、クッキーや金目鯛かまぼこ、みかんワインなどなど。金目鯛かまぼこは会社に持って行ったら大評判でした。
追記）この旅行の直後の8月1日の日刊スポーツに、「ディック・ブルーナさんが作家活動を引退」という衝撃的なニュースが載りました。もうミッフィーちゃんの絵本の最新版が出ることもないのか… でも86歳じゃ仕方ないですね。ブルーナじいちゃん、今まで夢をありがとう！
