神戸旅行と富士山(2009.01.02)

今年の帰省も「ついでに旅行」。今回もまたパパが泊まったことのない県ということで、兵庫県の神戸に行くことにしました。
お弁当を食べながらわくわくしているおねえちゃん。

実は今回、パパが念願の「D-E」席をゲットしてくれたのです! しかも快晴! ということは…富士山が見れるかもしれない!
…ほら! 何度も何度もチャンスを逃してきたので、おねえちゃんは初めて見る富士山に大喜びでした。

その余韻にひたりながらしばらくうたた寝をしてしまって、ふと目が覚めると外は雪! 岐阜羽島-米原間は今年も銀世界になってました。

ママの実家がある大阪に着くとパパが毎年思うこと。「…なんだか鏡を見てるみたい(^_^;)」。
翌日の神戸でもそうでしたが、関西ではエスカレーターで左側を空けるんですよね。いつも不思議な気分になってしまいます。

大阪に一泊して、翌日は梅田から阪急電車に乗って三宮駅へ。パパにとっては13年ぶりの兵庫県入りです。前回は宝塚の手塚治虫記念館を見学しただけですぐ帰ってきちゃったのでした。
三宮から1駅だけJRに乗って元町駅に着きました。元町といえば中華街。

お正月ということで一部にお休みの店もあったのですが、あちこちものすごい行列!! どっちを向いても道じゅう大混雑で歩くのも大変なくらいでした。
とりあえずは店頭で売ってる肉まんとか、初めて見る「北京ダックバーガー」を食べてみました。おいちかったー!

パパとママはガイドブックも何も持たずに来たので、どの店が評判なのかさっぱりわかりません。ということで、並ばないで済みそうで、なおかつ美味しそうなお店は…と探しているうちに、 以前「美味しんぼ」や「クッキングパパ」で読んだ「刀削麺(とうしょうめん)」を売りにしている店があったので、迷わず入っちゃいました。

頼んだのは刀削麺とチャーハンのセット。刀削麺はマンガで紹介されていた通り、中華麺というよりスイトンのようなちくわぶのようなもっちりした食感が最高でした。スープも最高でしたよ!

その後は腹ごなしにぶらぶら散策しました。ママが楽しみにしていた北野町山本通(きたのちょうやまもとどおり)では、多くの異人館のうちのオランダ館を見学。

それにしても神戸は坂が多くて、運動不足のパパは大変でした(^_^;)ゞ。こんなに建物だらけなのに、オランダ館のあるあたりでは遠くのポートタワーまで見えたんですから!

さて、そのオランダ館ですが、パパはちょっと勘違いしてまして(^_^;)、佐世保のハウステンボスのようにミッフィーちゃんの展示とかがあるわけではありませんでした。
もともとオランダ総領事館だった(んだっけ?)というだけで、オランダの風俗を紹介する建物とかじゃないですもんね。まだ真冬なので、チューリップは球根のままで芽も出てなかったのが残念。

おねえちゃんは暖炉の前でくつろいだり、昔の電話で遊んだり。パパとママは歩き疲れてクタクタだったので、無料のコーヒーを頂きながら一休みすることにしました。
その休憩室に、何だか見慣れたタッチの絵が! ブルーナさんが「日本オランダ年」のために描かれたイラストのポスターが張ってあったのでした。ぜいたくを言うなら、これがミッフィーちゃんだったらね。

その後は長い坂をどんどん下りて、三宮駅まで戻ってきました。あれ…何これー!? 何だかおしりばっかり!(゚Д゚;)
1995年の阪神淡路大震災からの復興を祈念する像のようなのですが、ちょっとすぐには意味がわかりませんでした(^_^;)。

今回はホテル代をちょっと節約して、「ホテルピエナ神戸」というビジネスホテルに泊まりました。
でもママが選んだからには理由があって、ここはレストランの料理が最高なのです。ちなみに翌朝のバイキングも大評判らしく、女性客が大勢来てました。
本当はこの日の夕食は市内に出かけていって、ゼイタクして神戸牛のステーキなんか食べてみたかったのですが、坂道を歩き回って足が棒になっていたパパは もう「店の場所を探してウロウロする」なんて気にはなれず、「ここのレストランで済まそうよ…」とママに泣きついたのでした(^_^;)。

ビジネスホテルの2階のレストランですから個室のようなスペースはなく、おねえちゃんが出てこれるのは一瞬だけ(^_^;)。 もうちょっとゆっくり食べさせてあげたかったんですけどね。
丸くてかわいいフランスパン、フグ刺のオードブル、ミッフィーちゃんたちが大好きなニンジンのポタージュ、オマール海老や仔牛の料理など、どれもこれも最高でした。

朝のバイキングはディナーよりもっと多くのお客さんであふれることが予想されたので、おねえちゃんは連れてこれなかったのですが(^_^;)、ママのお目当てはこれ。
普通の朝食バイキングでご飯とか味噌汁とかパンとかおかずを一通り食べた後なのに、さらにケーキを5つも6つもたいらげ、フルーツやカスピ海ヨーグルトまで食べてるのを見ただけで パパはおなか一杯になってしまいました(笑)。
「甘いものは別腹よ」って言ってましたが、体は正直ですからね。「別腹」ってのは三段目四段目のハラになるってことかもしれませんよ(^_^;)。

帰りは昼過ぎの新幹線を取ってあって、それまで中途半端に暇だったので、バスですぐ近くのメリケンパークに行ってみました。遠くからでも目立つポートタワーに登ってみたかったのです。
ちなみに、このレトロ調のバスは普通の路線バスであるにもかかわらず、ワンマンではなくてちゃんとバスガイドさん…というか昔のバスの「車掌さん」が乗っていて、運賃も箱に入れるのではなく おねえさんに手渡しだったので、パパにはとても懐かしかったです(行きも帰りもガイドさんはとても美人でした(^_^))。

帰りの新幹線も運良く「D-E」席が取れた上に快晴だったので、おねえちゃんは「また富士山が見れるの?」と嬉しくて、頑張って起きていました。
そして、新富士付近まで来て待望の富士山が見えてきた時…えっ!? なんで富士山の周りにだけ雲がかかってんのよー!(;_;)

パパとおねえちゃんはずっと雲が切れるのを待ち続けましたが、結局山頂はほとんど雲に隠れたまま、富士山は見えなくなってしまいました。
力尽きてがっくりのおねえちゃん(^_^;)。

でも、みんな楽しみにしてるんだから、元気出しておみやげを出してあげないとね。お疲れ様でした。