新型コロナの影響でずっと旅行に行けない日々が続きますが、今年は会社からも「首都圏を出る場合は会社に届け出るように」とまで言われてしまっていたパパは、そういうことなら近県で行ってみたかった所に行こう！と決め、出身地の千葉県北東部を再訪することにしました。
行き先は、もう小学校の社会科見学で「ヒゲタ醤油」の工場に行ったくらいしか記憶のない銚子市と、高校3年間に渡って通い詰めた佐原市（現・香取市）の2ヶ所です。東京駅から総武本線の特急に乗って、銚子駅にやってきました。ホームには大きな醤油樽があり、JRと同じホームの先の方に、経営再建の奮闘で話題になっている銚子電鉄のホームがありました。
犬吠駅やお寿司屋さんに着いてみると、「秘密のケンミンSHOW」でも紹介していたように、ヒゲタ醤油とヤマサ醤油のベンチが同じ扱いで並べられていました。お店によっては、これら2社の醤油の瓶がテーブルにも並んでいるとか。
初日のお昼は、犬吠駅の目の前にある「島武」さんでお寿司を頂くことにしました。
銚子漁港が近くにあることもあって、アブラボウズとか珍しいネタ、東京とかじゃ滅多に食べられない（カレイではなく）ヒラメのエンガワとか、高級なネタを食べまくりました。
ちいミッフィーちゃんもメラニーちゃんも新メラちゃんも大喜びです！
こちらは「秘密のケンミンSHOW」でも紹介されていた、銚子独特の「伊達巻」です。お節料理に入ってる伊達巻とは全然別で、甘い味付けといい舌触りといい、最近流行りのハードタイプのプリンのようでした！
お腹がいっぱいになったところで、蒸し暑かったけどすぐ近くの犬吠埼灯台まで歩いて行くことにしました。
幸い、お盆休みも終わった月末の平日とあって観光客は少なく、人とすれ違うこともほとんどなくて、マスクの必要性も感じなかったくらいで助かりました。
パパが犬吠埼に行ってみたいと思った動機はこれでした。東映の映画のオープニングに出てくる有名なザッパーン！のシーンは、ここ犬吠埼で撮影されたことで有名ですが、その撮影ポイントそのものは危険のため今は立ち入り禁止になっているものの、なるべく近い写真を撮ってみたかったのです。
こんな感じでどうでしょうか？(笑) 汗だくだくになったので、珈琲ソフトクリームを舐めて一休み。
そしてせっかくだから、犬吠埼灯台に登ってみることになったのですが…もちろんエレベーターなんてものはありません(^_^;)。狭いらせん階段を100段以上、後ろからも人が来るのでほとんど休むことができず、上からもすれ違う人がいるので窮屈な思いをしながら、やっとの思いで展望台にたどり着きました。パノラマ撮影してみましたが、この絶景の感動が伝わるでしょうか！？
下に降りてきた時に見つけた丸ポスト。それだけでも懐かしい（ちゃんと現役で使われていました）のに、さらに白い塗装なんです。さすがに初めて見ました。
下りた後はまた汗だくで、今度はかき氷を食べながら休憩しました。もうダメ…特に予定もなかったので、近くに取ってあったホテルに向かいました。
今年は全然旅行とかしてなかったもんで、ちょっと奮発していいお部屋にしてみたら、露天風呂が付いてました！(ﾟДﾟ;)
さっそく汗を流した後、お楽しみの夕食です。これも新型コロナの影響なのか、お客さんが少ない時期だからなのか、客席の間はゆったり離れていて仕切りもあり、おかげでミッフィーちゃんたちも遠慮なく出てくることができました。
レストランから見えた、夜の犬吠埼灯台の光を動画で撮ってみました。
翌朝の朝食も全く同じ席で、朝の犬吠埼灯台の姿も眺めることができました。旅館によくある和食の朝ごはんも、さすがは銚子、でっかいイワシの丸干しが2尾もついていました。
泊まったのは、この「別邸 海と森」でした。ここから銚子電鉄の犬吠駅に戻り、銚子駅からJR成田線に乗って佐原駅まで移動しました。
こちらは有名な鹿島線0番ホームです。そして伊能忠敬像が出迎えてくれました。
パパの母校である千葉県立佐原高校までは、駅から歩くと20分近くかかるため、熱中症（昔は日射病って言いましたよね）を避ける意味もあってタクシーで行きました。
いくらOBとはいえ、もはや「関係者」ではないので、ちょっと校門から中に入っては見たものの、遠慮して校舎の外観を撮りながら懐かしむだけにしておきました。
そうか、創立120周年か…言われてみれば、3年生の時に80周年って言ってたもんなぁ。つまり、1900年（明治33年）創立ってことで、とんでもなく歴史のある名門校なのでした。
学校から駅までは、かつての通学路を思い出しながらゆっくり散策しました。途中、よく「アド街ック天国」なんかでも紹介される、「小野川沿いの小江戸の風景」を目の当たりにし、ママは大興奮でカメラを向けていました。
はぁ〜暑い！ 2日目のお昼は、「うなぎ割烹 山田」さんで、炭火焼の鰻重と肝吸いを頂きました。美味しかった〜〜！ヽ(´▽`)ノ
再び佐原駅に戻って、1時間後の(^_^;)電車を待ちながら、佐原駅のホームを目に焼き付けようとしていたパパ。もしかしたら、もう来ることもないかもしれないですもんね。
おみやげは、銚子電鉄の「ぬれ煎餅」と、ホテルのウエルカムスイーツで出された「落花生まんじゅう」でした。たった1泊の短い近場旅行だったけど、楽しかったね！
