1995年12月24日、パパがママにプロポーズしたのは、大阪府吹田市の江坂にあったヌーベルシノワの店「エスカミューズ」でした。
結婚してから16年以上経って、またあの店に行ってみたいなと思っていたのですが、ネットで調べてみると既にその店はなく、現在は同様に創作中国料理の「ル・ジャルダン」という店になっていることがわかりました。
そこで、今年はママの実家に帰省したついでに、その「ル・ジャルダン」に行くことにしました。連れていってもらったのは、ふわきちゃんとふわかちゃんです。
パパの「豚の蒲焼弁当」とママの「鯛ごはん」を食べさせてもらいながらしばらく待っていると、やがて見事な富士山が見えてきました。やったー！
ママの実家に一泊し、次の日のお昼にお店に行きました。
ランチタイムだったので、コースの内容が詳しく書いてあったのを読んで、「ジャルダンコース」を注文することにしました。
「竜井（ロンジン）茶」という、桜の葉のような香りのするおいしい中国緑茶をいただきながら料理を待ちます。
オードブルは「スモークサーモンの手まり風」「合鴨と白葱のロースト」「霜降りホタテのサラダ仕立て」です。美味しそー！
そしてあこがれのフカヒレがジャジャーンと登場！ 「フカヒレのプチ姿煮込み」というだけあってサイズは小さ目でしたが、このお値段でフカヒレ煮込みはありがたいです。美味しかったー！
続いて「天使の海老と春雨の軽い煮込み」。「軽い」ってのがよくわかりませんでしたが、エビは大き目で食べごたえがあり、エビ好きのパパは喜んでいました。
メインディッシュは「和牛ほほ肉の煮込み 季節の野菜添え」です。ほほ肉はとろとろに煮込まれていて、ナイフが全く要らないくらいでした。
ちょっと目を引いたのが、一見普通のカリフラワー（実際にカリフラワーの一種だそうですが）のようで、よーーく見ると細部にいたるまでずっと同じ図形が続く
「フラクタル」という形状の不思議な野菜「ロマネスコ」でした。
パパはいちおう雑誌とかで存在は知っていたのですが、実物を見たり食べたりするのは初めて。味や食感はカリフラワーそのものでした。
チャーシューと野沢菜の入ったチャーハンをいただいた後は、お楽しみのデザートです。フランボワーズのアイスクリームに、イチゴとブルーベリー、そして生チョコ。この生チョコが最高でした。
帰りの新幹線では行き以上に富士山がくっきり見えたのですが、残念ながらミッフィーちゃんたちは見ることができませんでした。というのは、指定席が取れなくて自由席に乗っていて、しかもUターンラッシュで ものすごい大混雑だったため、パパとママの席のそばにも大勢のお客さんが立っていたもんで、ちょっとカバンから出してあげられなかったんですよね。ごめんね…。
はーい、おみやげだよー！ おねえちゃんは「551蓬莱（ほうらい）」の豚まんを美味しそうにほおばってます。
