ちっちゃい子たちはみんなアメリカに連れてってもらって、スッチーちゃんは大阪にお供して、おねえちゃんだけかわいそう。そこでパパとママは、浅草までお買い物に行くことになった時、おねえちゃんを連れて行ってあげることにしました。
実はパパは、趣味の投扇興の会に参加するため、この１０年ほどは年に７回くらいは浅草に通っていて、もうすっかり見慣れた風景なのですが、あらためて観光客として眺めてみると、けっこう楽しかったです。
ほら、ここが雷門と仲見世商店街だよー。
ここは、その投扇興の道具も扱っている扇の老舗「文扇堂」さんです。
付近を歩いていると、あちこちに観光名物の人力車が停まっていました。
パパがここに来るのは平日の夕方が多いのですが、今日は土曜日ということもあってか観光客で大混雑！ 屋台もたくさん出ていました。バナナチョコだって！食べてみようか…って、あれ？これもキティちゃんだ！メラメラメラ…(^_^;)
その近くには、よく観光地にある記念写真用の板がありました。おねえちゃんもさっそく芸者さんに扮してパチリ。
さて、パパが買い物に来たというのは、この「男きもの ちどり屋」さんです。
投扇興は日本の伝統的な遊びなので、なるべくなら大きな大会の時くらいは和服で臨みたい（女性は着物で着飾ってくる方が大勢います）と常々思っていたんです。でも高いだろうからなー…と迷っていたのですが、このお店には比較的安い素材のものや、古着でもいいのを置いてあるそうで、
パパの友達が最近になって相次いでここで着物を買い始めたので、パパもついにその気になったのでした。
念願の着物を買ったあとは、のんびりと浅草散策を楽しみました。ちどり屋さんがあるのは「五重塔通り」ですが、そのすぐ近くには「花やしき」という遊園地があります。
「遊んでいこうよー！」
でも今日はもうすぐ閉園時間なので、ちょっと無理でした。ごめんね。もう遅いから晩ご飯を食べていきましょう。
浅草には美味しいものがたくさんありますが、有名なのは江戸前の天ぷら。そこらじゅうに天ぷらが美味しい店があります。その一つの「葵丸進（あおいまるしん）」に入りました。
こっちはママが注文した「上天丼」、そしてこっちは、パパが注文した「大海老天丼」です…って、あれ？ なんでお手玉ちゃんがいるの？(^_^;)
お手玉ちゃんは、おねえちゃんの背中のジッパーの中に隠れて、こっそりついて来ちゃったのでした(笑)。しょうがないなー。
さぁ、このでっかい海老天を食べましょうね。衣はサクサクで厚みもあって、そしてこのぶっとい海老の甘みと歯応えと来たらもう…海老天というより、何だかアメリカンドッグを食べてるみたいでした。
すっかりお腹いっぱいになって、あとは和菓子を買って帰ることにしました。雷門の斜向かいにある「西むら」を覗いてみたり、隣の「亀十」もいいなぁ。おねえちゃんは、きれいに細工された飴に興味があるみたいでした。
結局、亀十の有名なきんつばを買って、おるすばんしていたみんなと美味しくいただきました。
次の日、パパはさっそく着物一式を持って、投扇興の練習会に参加しました。長襦袢と長着と羽織のしつけ糸を３０分くらいかけて取って、さらに着付けを教えてもらうのに３０分(^_^;)。特に、帯のしめ方を覚えるのが大変でしたが、何とか着てみた姿がこれです。どうですかー！？
そして、初めて着物で投扇興もやってみました。なかなかいい感じだったので、次の大会にはこの姿で臨むつもりです。
